まだ・・くすみ編・・です。
あっという間に5月も後半に入って初夏模様です。
季節の変わり目は気温の変化が激しく、
日々確実に老化しつつあるこの身体には順応するのも大変・・
ちょっと遠くの話のように感じるでしょうが、
医療費の削減を目標に厚労省が推し進める
企業へのストレスチェック(従業員50人以上は義務化)からも見る様に、
過重なストレスが心だけでなく身体に与える影響をも大きい事はよく知られています。
ストレスといっても、
①物理的要因(天候、気温や湿度などの気候条件、騒音、異臭、大気汚染など環境に関すること)②化学的要因(薬品や添加物など)③生物的要因(過労や栄養不足、睡眠不足、病原菌に対する防御など)④精神的要因(人間関係や性格、社会的な環境の変化など)があると言われています。
身体的には、
頭痛・肩こり・腰痛・下痢・便秘・動悸・めまい・
倦怠感・疲れやすい・疲れがとれない・寝つきが悪い・
夜中に目を覚ます・朝起きることができない・
食欲不振・イライラする・精神的に不安定になる或いは不安感・
気分が落ち込む・憂鬱・注意力、集中力の低下・無気力
また、免疫力の低下からアレルギー症状がでたり、
血管の収縮による影響から血圧が高騰するなどの症状が出ることもあります。
NHK健康チャンネル「こんな病気に注意!ストレスが影響する体と心の病気」から引用
厚労省「中高年者縦断調査」データ分析からエビデンスとして熟年層男女いずれにおいても,「家族介護に携わること」が中高年のメンタルヘルスにとって最も大きなリスク要因になっているそうです.
スキンチェッカー(施術者)としては、如実に睡眠不足・疲労からくる肌荒れは、かゆみや赤味・吹き出物などの免疫力の低下や血行不良によるくすみをも感じ取っています。
同じお客様でも、その日の心身の状態やストレスの状態により身体的症状と共に肌の状態が変わってきますよ。
まずは、すぐにできる事・・睡眠を充分にとる事が何より体力を回復させる対処法でしょうが・・
疲れすぎてもなかなか眠る事は難しくなります。
熟睡する事も体力が要るのです。 ムムム・・・
そんな時は、何も考えず追い込むくらい運動でしっかり全身を動かす事や、気を使わない人とのおしゃべりなどストレスから全く回避する時間を持つなど人それぞれのストレス解消の時間を作る事がすごく有効
毎年諸団体の要請を受け様々なセミナーも行っていますが、このところメンタルヘルスセミナーの要請も多くなっています。
ほど良いストレスは交感神経の活性化をもたらしますが、
何しろ過重ストレスの影響を回避するにも元である原因が解決しないとなかなか良くはなりませんよね。
私のセラピストチームの心理カウンセラーは「まじめな資質の人ほどストレスを感じやすい」「過剰に自分を追い込まないこと」と言いますが
さあ、歳を重ねてきて・・体内循環が悪くなってなかなかデトックスができない自分の身体を焦らずにいたわろう。
性格はなかなか変えられないけれど、何とか悪ストレスをすぐに転換できるよう・・
ほんの少し毎日10分くらい・・・目を閉じ息を長く吐きながら身体の力を抜くー呼吸に集中し無になる・・マインドフルネス・・
想像以上に効果がある(WHOより)そうです